The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE

日本国内版

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日本語アブストラクト

March 16, 2017 Vol. 376 No. 11

短報:加齢黄斑変性に対する自家「幹細胞」硝子体内注射後の視力障害
Vision Loss after Intravitreal Injection of Autologous “Stem Cells” for AMD

A.E. Kuriyan and Others

米国その他の「幹細胞クリニック」では,さまざまな疾患の治療に脂肪組織由来の「幹細胞」が使用されることが増えている.われわれは,米国のそのようなクリニック 1 ヵ所で自家脂肪組織由来「幹細胞」の硝子体内注射を受けた後,高度の両側視力障害をきたした 3 例の患者を評価した.これら 3 例の,注射前に最後に記録された視力はスネレン視力表で 20/30~20/200 であった.注射後,高度の視力障害とともに眼圧上昇,出血性網膜症,硝子体出血,裂孔併発牽引性網膜剝離,水晶体脱臼が認められた.1 年後,3 例の視力は 20/200~光覚なしであった.(米国国立衛生研究所ほかから研究助成を受けた.)

英文アブストラクト ( N Engl J Med 2017; 376 : 1047 - 53. )