The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE

日本国内版

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  • This Week at NEJM.org

    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.

April 5, 2018
Vol. 378 No. 14

This Week in the JOURNAL

ORIGINAL ARTICLES

  • 腎細胞癌におけるチェックポイント阻害
    Checkpoint Inhibition in Renal-Cell Cancer

    未治療の転移性腎細胞癌を有する,予後予測分類が中リスクまたは高リスクの患者を対象とした無作為化試験で,ニボルマブ+イピリムマブは,スニチニブと比較して奏効率が高いこと,全生存期間が長いこと,QOL の改善が大きいことに関連していた.

  • 黒人経営の理髪店における降圧
    Blood-Pressure Reduction in Black Barbershops

    コントロール不良の高血圧を有する黒人男性の理髪店顧客を対象とした試験で,理髪師による健康促進は,専門の訓練を受けた薬剤師による理髪店内での服薬管理と組み合わせた場合に,血圧が大幅に低下した.

  • 小児期から成人期までの過体重の変化と 2 型糖尿病
    Child-to-Adult Change in Overweight and Type 2 Diabetes

    この研究では,成人早期までに過体重が解消されることで,成人期の 2 型糖尿病リスクが低下するかどうかを検討した.7 歳時に過体重であった男性では,過体重が思春期以降も持続した場合のみ,成人 2 型糖尿病のリスクが高かった.

  • 胸膜癒着を目的とした外来でのタルク投与
    Outpatient Talc Administration for Pleurodesis

    無作為化比較試験で,癌性胸水を呈する患者に対する留置カテーテルを介した胸膜腔内タルク投与は,プラセボと比較して胸膜癒着が得られる頻度が高いことが示された.

REVIEW ARTICLE

  • 疾患の予防と緩和におけるエピジェネティクス
    Epigenetics in Disease Prevention and Mitigation

    エピジェネティクスとは,DNA または関連する因子(DNA 配列以外)の変化を介する遺伝子発現の調節である.これらの因子は,疾患のさまざまな症状をコントロールする.エピジェネティックな修飾に対する洞察は,よくある疾患に対する新たな治療法をもたらす可能性がある.

HEALTH POLICY REPORT

  • 価格透明性の期待と現実
    Promise and Reality of Price Transparency

    患者は,医療費の自己負担の増加に直面しており,より低価格の医療提供者のケアを求めることでお金を節約することができる.正確で,入手しやすい価格情報が必要とされている.著者らは,医療費支出削減における価格透明性のイニシアチブのわずかな成功について論じている.

PERSPECTIVE

  • ベッドサイドのコンピュータビジョン
    Bedside Computer Vision

    コンピュータビジョンは,人工知能(AI)のなかでも急速に進歩している領域であり,最終的には患者の安全をさらに改善する可能性がある.研究者らは,手指衛生の維持など,不可欠な行動からの逸脱を検出するための AI をベースとしたシステムの検証を行っている.その様子を動画で紹介する.

Videos, Images, and Multimedia

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 成人における手足口病
    Hand, Foot, and Mouth Disease in an Adult

    成人における手足口病

    36 歳の男性が,舌の病変と,手掌・足底の水疱を訴えて皮膚科クリニックを受診した.手足口病と診断された.

VIDEOS IN CLINICAL MEDICINE

  • 胸腔カテーテル留置のための超音波ガイド
    Ultrasound Guidance for Pleural-Catheter Placement

    胸腔カテーテル留置のための超音波ガイド

    胸腔ドレナージの適応は診断的,治療的なものである.この動画では,胸水ドレナージを目的とした小口径ピッグテールカテーテルの,超音波ガイド下での留置を実演している.

NEJM QUICK TAKE

  • 進行腎細胞癌を治療する
    Treating Advanced Renal-Cell Carcinoma

    進行腎細胞癌患者の約 75%は,予後予測分類が中リスクまたは高リスクであり,スニチニブを用いた標準治療では奏効率が低く,毒性の頻度が高い.新しい研究知見が短い動画にまとめられている.

PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW

  • 医師への償還をめぐる論争
    Controversy over Physician Reimbursement

    Gail Wilensky が,メディケアアクセスおよび小児医療保険再授権法(MACRA)のもとでの医師への支払いと,ヘルスケアの転帰および価値を改善するための取組みについて論じている.