The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE

日本国内版

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  • This Week at NEJM.org

    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.

January 11, 2018
Vol. 378 No. 2

This Week in the JOURNAL

ORIGINAL ARTICLES

  • オシメルチニブによる EGFR 変異陽性肺癌の一次治療
    Osimertinib Primary Therapy in EGFR-Mutated Lung Cancer

    未治療の EGFR 変異陽性肺癌患者 556 例において,オシメルチニブと,第一世代の EGFR 阻害薬であるエルロチニブまたはゲフィチニブを比較したところ,奏効率は同程度であったが,オシメルチニブのほうが無増悪生存期間が長く,毒性がやや低かった.

  • 排卵のある女性における新鮮胚と凍結胚との比較
    Fresh vs. Frozen Embryos in Ovulatory Women

    多施設共同無作為化試験において,排卵のある不妊女性のうち,新鮮胚移植を行った例と凍結胚移植を行った例とで,生児出生率に有意差は認められなかった.卵巣過剰刺激症候群のリスクは凍結胚移植のほうが低かった.

  • 凍結胚移植と新鮮胚移植との比較
    Transfer of Fresh or Frozen Embryos

    体外受精を予定している多囊胞性卵巣症候群ではない女性を対象とした無作為化試験において,すべての胚を凍結させる戦略と新鮮胚移植とで,妊娠継続率,生児出生率に有意差は認められなかった.

  • 超早産児に対する吸入ブデソニド
    Inhaled Budesonide in Extremely Preterm Infants

    超早産児の気管支肺異形成症を予防する目的で行われた早期吸入ブデソニドのプラセボ対照無作為化試験において,より長期に追跡した結果,ブデソニドに 2 歳時点での神経発達障害の発生率に対する有意な効果は認められなかった.

REVIEW ARTICLES

  • 免疫チェックポイント阻害の副作用
    Side Effects of Immune Checkpoint Blockade

    免疫チェックポイント阻害に伴う免疫関連有害作用は広範であるため,この有効な治療法を複雑にし,癌患者での使用が制限されている.この総説では,有害作用とその管理を調査している.

  • 多発性硬化症
    Multiple Sclerosis

    多発性硬化症は,世界で 200 万を超える人々が罹患し,現時点で治療困難とされている.多発性硬化症の経過を修飾するための介入が多数開発され,疾患の発症機序に対する新たな洞察を提供している.

PERSPECTIVE

  • スパイを取り込む
    Swallowing a Spy

    新たに承認されたデジタル服薬アドヒアランスモニタリングシステムの Abilify MyCite は,その使用が完全に自由意思によるものであるにもかかわらず,多くの人が何か気味が悪いと感じるかもしれない.しかしその有効性はおそらく,アドヒアランスを逸脱させる原因となるような因子に左右されるであろう.

Videos, Images, and Multimedia

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 虹彩膿瘍
    Iris Abscess

    虹彩膿瘍

    静注薬物の使用歴のある 25 歳の女性が細菌性心内膜炎と診断されてまもなく,右眼の痛みと充血を訴えて受診した.虹彩膿瘍が認められた.

NEJM QUICK TAKE

  • 非小細胞肺癌患者の生存期間を延長させる
    Prolonging Survival in NSCLC

    非小細胞肺癌患者の生存期間を延長させる

    EGFR チロシンキナーゼ阻害薬で治療された進行非小細胞肺癌患者の無増悪生存期間中央値は 11 ヵ月である.より有効な治療はあるだろうか? 新しい研究知見が短い動画にまとめられている.

PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW

  • 個別訪問重視をやめる
    Deemphasizing In-Person Visits

    Sean Duffy が質の高い非訪問ヘルスケアを提供するためのアプローチについて論じている.