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    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.

March 29, 2018
Vol. 378 No. 13

This Week in the JOURNAL

ORIGINAL ARTICLES

  • 結腸癌における術後補助療法の期間
    Adjuvant-Therapy Duration in Colon Cancer

    この解析では,III 期結腸癌患者に対する術後補助療法の施行期間が無病生存に及ぼす影響を検討する目的で,6 件の臨床試験の結果が統合された.結果は,薬剤レジメンと,癌のサブグループにより異なった.

  • 急性骨髄性白血病再発を予測するための変異の検出
    Detection of Mutations to Predict Relapse of AML

    急性骨髄性白血病患者において,寛解中に行った遺伝子シーケンシングで,クローン性造血に関連する遺伝子変異の持続的な検出には再発予測能はないが,他の白血病関連遺伝子の変異の持続的な検出には再発予測能があることが明らかにされた.

  • フェブキソスタットの心血管安全性
    Cardiovascular Safety of Febuxostat

    痛風と心血管疾患を有する患者を,フェブキソスタットを投与する群とアロプリノールを投与する群に割り付けた.32 ヵ月の時点で心血管系の複合エンドポイントに群間で有意差は認められなかったが,全死因死亡率と心血管死亡率はフェブキソスタット群のほうが高かった.

  • マントル細胞リンパ腫に対するイブルチニブとベネトクラクスの併用
    Ibrutinib plus Venetoclax in Mantle-Cell Lymphoma

    高リスク例を多く含むマントル細胞リンパ腫患者に対するイブルチニブとベネトクラクスの併用により,16 週の時点での完全奏効率は 62%であった.奏効例の 78%では,15 ヵ月の時点で奏効が持続していた.副作用は下痢,倦怠感,悪心または嘔吐でいずれもグレードが低かった.

SPECIAL REPORT

  • 核テロに対する備えはできているか?
    Are We Prepared for Nuclear Terrorism?

    さまざまなシナリオにより広範囲に人口が被曝する可能性がある.そのような災害に対する医療対応は調整がむずかしく,事後に被曝を評価する方法は正確性に欠ける.

CLINICAL IMPLICATIONS OF BASIC RESEARCH

  • ベートーヴェンの聴力を保存する
    Preserving Beethoven’s Hearing

    研究者らは,「ベートーヴェン」と名付けられたマウスモデルにおいて聴力障害を引き起こす病因変異体を「削除」するために,CRISPR-Cas9 と呼ばれる精確な遺伝子編集の方法を用いた.

PERSPECTIVE

  • 発達中の脳を汚染する
    Polluting Developing Brains

    米国環境保護庁は,クロルピリホスの使用を禁止する計画を廃止した際に,とりわけ影響を受けやすい乳幼児と小児に対応するための国内公衆衛生基準を義務付ける小児健康政策を無視し,ヒトの健康を保護する義務に違反した.

Videos, Images, and Multimedia

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 皮膚ジフテリア
    Cutaneous Diphtheria

    皮膚ジフテリア

    5 歳の女児が,両下肢に痒みを伴う潰瘍性病変を訴えて救急受診した.皮膚の培養によりジフテリア菌が検出された.

INTERACTIVE MEDICAL CASE

  • 虚脱の危機
    The Verge of Collapse

    虚脱の危機

    この双方向性の特集記事では,2 週間前から続く胸痛,咳嗽,呼吸困難を訴えて受診した 43 歳の女性の症例を紹介する.NEJM.org でご自身の診断・治療技術を試してください.

CLINICAL PRACTICE AUDIO

  • 耳鳴
    Tinnitus

    耳鳴では,聴力障害が多くみられるため,その評価には聴力検査が含まれる.いくつかの無作為化試験から,耳鳴の自覚と,耳鳴に関連する苦痛を軽減するには,認知行動療法,音刺激,教育的カウンセリングが有用である可能性が示唆されている.

NEJM QUICK TAKE

  • 化学療法の期間と神経毒性
    Duration of Chemotherapy and Neurotoxicity

    化学療法の期間と神経毒性

    III 期結腸癌では,オキサリプラチンとフルオロピリミジン系薬の併用による 6 ヵ月間の化学療法が標準治療であるが,オキサリプラチンは神経毒性の蓄積を伴う.施行期間がより短くても有効であろうか? 新しい研究知見が短い動画にまとめられている.

PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW

  • C 型肝炎とオピオイド蔓延
    Hepatitis C and the Opioid Epidemic

    Jake Liang が,注射薬物使用に関連したC 型肝炎ウイルス感染の拡大について論じている.