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This Week at NEJM.org

February 22, 2024 Vol. 390 No. 8

February 22, 2024
Vol. 390 No. 8

This Week in the JOURNAL

ORIGINAL ARTICLES

  • 自己免疫疾患に対する CD19 CAR-T 細胞療法
    CD19 CAR T-Cell Therapy in Autoimmune Disease

    重症自己免疫疾患の 15 例のケースシリーズでは,CD19 CAR-T 細胞療法により B リンパ球を選択的かつ強力に除去することが,臨床的寛解の達成に有効であった.

  • 発症後 4.5~24 時間の脳梗塞に対するテネクテプラーゼ投与
    Tenecteplase for Stroke at 4.5 to 24 Hours

    画像に基づいて選択された脳梗塞患者に対して,発症から 4.5~24 時間後に血栓溶解療法としてテネクテプラーゼを投与しても,90 日の時点での障害転帰は改善しなかった.患者の大部分は血管内血栓除去術を受けた.

  • アルツハイマー病診断前のバイオマーカーの経年変化
    Biomarker Changes in Years before Alzheimer’s Disease

    診断前の 20 年間において,孤発性アルツハイマー病のバイオマーカーの値が認知機能正常者の値から乖離する時点は,診断の 6 年前から 18 年前の範囲であった.

  • 真性多血症に対するヘプシジン模倣薬
    Hepcidin Mimetic in Polycythemia Vera

    ルスフェルチドは,鉄の吸収と再利用を阻害するヘプシジン模倣薬であり,鉄の取込みを生理的に阻害することで,真性多血症患者の赤血球増加を抑制する.

REVIEW ARTICLE

  • てんかんに用いるウェアラブルデジタルヘルス技術
    Wearable Digital Health Technologies for Epilepsy

    てんかんに用いるウェアラブルデジタルヘルス技術

    てんかん患者の 1/3 は,薬物治療にもかかわらず発作を起こす.この総説では,発作を検出できるウェアラブルデジタルヘルスデバイスを取り上げ,てんかん患者のケアにどのような影響を及ぼす可能性があるかを検討している.

CASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITAL

  • 疲労と寝汗が出現した男性
    A Man with Fatigue and Night Sweats

    21 歳の男性が,汎血球減少,乳酸脱水素酵素高値,ハプトグロビン低値で入院した.腹部超音波検査で脾腫が認められた.診断がなされた.

Videos, Images, and Multimedia

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 乳び胸
    Chylothorax

    乳び胸

    濾胞性リンパ腫の既往がある 63 歳の男性が,3 日前から続く呼吸困難を訴えて受診した.胸部 X 線で胸水が認められ,胸腔穿刺で黄白色の胸水が排出された.

DOUBLE TAKE

  • 人があまり行かない道
    A Road Less Traveled

    人があまり行かない道

    この Double Take の動画では,最近の旅行後に進行性に悪化する胸膜痛を訴えて受診した女性の鑑別診断を見直し,新たな臨床所見が示されるにつれ,診断がどのように展開するかを示している.

NEJM QUICK TAKE

  • 発症後 4.5~24 時間の脳梗塞に対するテネクテプラーゼ投与
    Tenecteplase for Stroke at 4.5 to 24 Hours

    テネクテプラーゼは,脳梗塞患者に対しては最終健常確認時刻から 4.5 時間以内に投与すると利益をもたらす可能性があるが,4.5~24 時間後に投与した場合の安全性と有効性は明らかにされていない.新しい研究知見が短い動画にまとめられている.

  • アルツハイマー病の診断に先行するバイオマーカー変化
    Biomarker Changes Preceding Alzheimer’s Disease

    アルツハイマー病の診断に先行するバイオマーカー変化

    アルツハイマー病のバイオマーカー値は,診断されるかなり前から変化し始める.孤発性アルツハイマー病を発症する人のバイオマーカーを縦断的に測定した研究はほとんどない.新しい研究知見が短い動画にまとめられている.

  • 真性多血症の赤血球増加の抑制に用いるルスフェルチド
    Rusfertide for Control of Erythrocytosis in Polycythemia Vera

    真性多血症患者には,鉄利用を抑制するヘプシジン模倣薬ルスフェルチドが,赤血球増加の抑制に有効である可能性がある.新しい研究知見が短い動画にまとめられている.

PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW

  • 肥満症治療薬へのアクセス
    Access to Antiobesity Medications

    肥満症治療薬へのアクセス

    Ilya Golovaty が,体重管理のための薬剤の処方を,消費者に直接提供するプラットフォームについて論じている.