The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE

日本国内版

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  • This Week at NEJM.org

    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.

June 9, 2011
Vol. 364 No. 23

ORIGINAL ARTICLE

  • 経カテーテル大動脈弁置換術
    Transcatheter Aortic-Valve Replacement

    この研究では,大動脈弁狭窄症に対してカテーテルシステムにより挿入される,拡張型ウシ心膜人工弁の使用について検討している.転帰は開胸大動脈弁置換術に対して非劣性であったが,脳卒中,大動脈弁閉鎖不全,血管合併症のリスクが非常に高かった.

  • プライマリケア医による C 型肝炎の治療成績
    Outcomes of Hepatitis C Treatment by PCPs

    ニューメキシコ州の農村部または刑務所に居住する C 型肝炎ウイルス感染患者を対象としたこの研究では,テレビ会議を通じて大学の専門家から訓練・支援を受けたプライマリケア医が治療を行うことで,高いウイルス排除率が得られた.

  • 子宮吸引術後の子宮内避妊器具挿入
    IUD Insertion after Uterine Aspiration

    この試験では,子宮吸引術後の子宮内避妊器具(IUD)の挿入を即時に行った場合,待期的に行った場合と比較して,脱出率はわずかに高いが統計学的には非劣性であり,その他の合併症発生率は同等であり,6 ヵ月後の IUD 使用率は高いことが示された.

BRIEF REPORT

  • 先端異骨症における PRKAR1A 変異とホルモン抵抗性
    PRKAR1A Mutation in Acrodysostosis and Hormone Resistance

    著者らは,先端異骨症で,複数のホルモンに抵抗性を示す血縁関係のない患者 3 例における,PRKAR1A 遺伝子の生殖細胞系列変異について報告している.変異した蛋白サブユニットが,サイクリック AMP の刺激に対するプロテインキナーゼ A の反応を低下させる.

FRANKLIN H. EPSTEIN LECTURE

  • サーチュイン,加齢,医療
    Sirtuins, Aging, and Medicine

    今年の Franklin H. Epstein 講演では,Leonard Guarente が,脱アセチル化酵素のサーチュインファミリーのさまざまな生物学的特性をまとめ,特定のサーチュインの増強・阻害が,多くの頻度の高い疾患と長寿に影響しうる理由を説明している.

CASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITAL

  • 乳房腫瘤と皮膚の変化を呈する女性
    A Woman with a Breast Mass and Skin Changes

    49 歳の女性が,右乳房の胸壁に固着する,12 cm の腫瘤のため受診した.腫瘤の上を覆う皮膚に紅斑・浮腫を認めた.コア生検検体では,浸潤性乳管癌が明らかになった.

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 偽疣贅状丘疹
    Pseudoverrucous Papules

    偽疣贅状丘疹

    妄想の既往を有する 53 歳の女性が,右手と手首の甲側の,100 個以上の赤色湿性丘疹のため受診した.女性は約 1 年間,誰かが自分の手に菌を注入しているという妄想にとりつかれていた.

CLINICAL PRACTICE AUDIO

  • 軽度認知機能障害
    Mild Cognitive Impairment

    軽度認知機能障害

    この論文では,軽度認知機能障害の診断,後の認知症発症との関連,可能性のある管理戦略を概説する.画像診断とバイオマーカーを用いて,高リスク患者を同定できるかどうかが検討されている.

ORIGINAL ARTICLE VIDEO

  • 経カテーテル大動脈弁置換術
    Transcatheter Aortic-Valve Replacement

    経カテーテル大動脈弁置換術

    このビデオでは,大動脈弁狭窄を,大腿動脈または左室心尖部を経由するカテーテルシステムにより拡張型ウシ心膜人工弁を挿入して治療する手技を示す.

VIDEOS IN CLINICAL MEDICINE

  • ファイバー気管挿管
    Fiberoptic Intubation

    ファイバー気管挿管は,気道アクセスがむずかしいことが予想される際に重要であり,不測の事態が生じた場合の気道確保に用いることもできる.