The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE

日本国内版

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  • This Week at NEJM.org

    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.

December 12, 2013
Vol. 369 No. 24

This Week in the JOURNAL

ORIGINAL ARTICLES

  • ワルファリン投与量の決定における薬理遺伝学的アルゴリズム
    A Pharmacogenetic Algorithm for Warfarin Dosing

    この試験では,患者 1,015 例が,ワルファリン療法開始の最初の 5 日間の投与量を,遺伝型に基づくアルゴリズムを用いて決定する群と,臨床的変数に基づくアルゴリズムを用いて決定する群のいずれかに割り付けられた.4 週の時点で,INR が治療域内にあった時間の割合に有意差は認められなかった.

  • 遺伝型に基づくワルファリン投与量の決定
    Genotype-Guided Dosing of Warfarin

    この試験では,ワルファリンによる抗凝固療法を開始する心房細動または静脈血栓塞栓症の患者を対象に,遺伝型に基づく投与量決定と標準的な投与量決定とを比較した.遺伝型に基づく投与量決定は,INR が 2.0~3.0 の治療域内にあった時間の割合がより高いことに関連した.

  • アセノクマロールとフェンプロクモンの遺伝型に基づく投与量決定
    Genotype-Guided Dosing of Acenocoumarol and Phenprocoumon

    アセノクマロールまたはフェンプロクモンによる抗凝固療法を開始する患者を対象に,遺伝型に基づく投与量決定アルゴリズムと臨床的変数による投与量決定アルゴリズムとを比較した.INR が治療域内にあった時間の割合に,群間で差は認められなかった.

  • 血友病 B に対する第 IX 因子 Fc 融合蛋白
    Factor IX Fc Fusion Protein in Hemophilia B

    第 IX 因子と IgG1 の Fc ドメイン二量体から成る融合蛋白は,半減期が野生型の第 IX 因子の 5 倍長いため,出血予防に十分な第 IX 因子量を維持するための定期補充の間隔を 2 週間まで空けることができる.

CASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITAL

  • 発熱とリンパ節腫脹を呈する男性
    A Man with Fever and Lymphadenopathy

    30 歳の男性が,インド旅行から戻った 6 ヵ月後に,発熱,悪寒,リンパ節腫脹が出現したため入院した.画像検査では頸部・胸部のびまん性リンパ節腫脹と,脾腫が認められた.診断検査が行われた.

SOUNDING BOARD

  • 早期専門緩和ケア
    Early Specialty Palliative Care

    重篤な患者の多くは,終末期近くになってようやく緩和ケアを受ける.著者らは,緩和ケアの開始が早いほど QOL の向上と医療費の削減が可能であることを示す研究を概説し,早期緩和ケアは,重篤疾患において標準であるべきだと主張している.

PERSPECTIVE

  • 夜を切り抜ける
    Getting Through the Night

    ある医師が,昔のひどい研修時代を懐かしみながら,今日の研修医は,不条理なほど長いシフトの中,患者に対して責任をもつことの喜びや満足感が得られないまま,医師になることの意味についての大切な教訓をいかにして学ぶのだろうか,と考える.

Videos, Images, and Multimedia

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 転移性ガス
    Metastatic Gas

    転移性ガス

    60 歳のビルマ人男性が,重度の背部痛が 1 週間続いたため救急部を受診した.発熱(39.8℃)と高血糖を認めたが,これまでに糖尿病と診断されたことはなかった.

INTERACTIVE MEDICAL CASE

  • 腹痛のめずらしい症例
    An Unusual Case of Abdominal Pain

    腹痛のめずらしい症例

    この双方向の特集記事では,突然耐えがたい腹痛が生じて救急部を受診した 41 歳の男性の症例を紹介する.NEJM.org でご自身の診断・治療技術を試してください.

CLINICAL PRACTICE AUDIO

  • 子宮頸癌スクリーニング
    Cervical-Cancer Screening

    子宮頸癌のリスクはヒトパピローマウイルス(HPV)検査陰性後の数年間はきわめて低いため,現在では,30 歳以上の(HPV 新規感染のピーク年齢を過ぎた)女性については 3 年ごとの細胞診のみの検査に代わり,5 年ごとの HPV 検査と細胞診の同時施行が一般的である.

PERSPECTIVE ROUNDTABLE VIDEO

  • レジデントの勤務時間
    Residents’ Duty Hours

    パネリストらが,米国卒後医学教育認定評議会(ACGME)が定めた,勤務時間と監督指導に関する異論の多い規制の影響について討議する.