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  • This Week at NEJM.org

    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です．

August 15, 2024
Vol. 391 No. 7

This Week in the JOURNAL

ORIGINAL ARTICLES

  • III 期 EGFR 変異陽性肺癌に対するオシメルチニブ
    Osimertinib in Stage III EGFR-Mutated Lung Cancer

    切除不能 III 期 EGFR 変異陽性非小細胞肺癌に対する化学放射線療法後に，オシメルチニブを投与した患者では，2 年無増悪生存率が 65%であったのに対し，プラセボを投与した患者では 13%であった．

  • 意識障害における認知と運動の解離
    Cognitive Motor Dissociation in Disorders of Consciousness

    指示に対して観察可能な反応がなかった意識障害者 241 例のうち，25%に脳波または機能的 MRI により指示に対する反応が確認された．これは，認知と運動の解離として知られる状態である．

  • ALS に対するブレインコンピュータインターフェースの迅速な導入利用
    Rapid Deployment of a Brain–Computer Interface in ALS

    筋萎縮性側索硬化症（ALS）による発話障害を有する男性 1 例で，発話のための皮質内神経補綴装置は，男性が意図した発話の解読と，自然な声での音声生成において，97%を超える精度を達成した．

  • 短報：ALS に対するブレインコンピュータインターフェースの長寿命
    Brief Report: Longevity of a Brain–Computer Interface for ALS

    筋萎縮性側索硬化症（ALS）の 1 例において，コミュニケーション補助のための埋込み型ブレインコンピュータインターフェースは，7 年を超えて有効であった．この装置は，ALS 関連神経変性により最終的に無効となった．

CASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITAL

  • 視力低下が出現した自閉症の男児
    A Boy with Autism and Decreased Vision

    発達遅滞，偏食，つま先歩行を合併した自閉症の 12 歳の男児が，両眼の視力低下で入院した．診断がなされた．

REVIEW ARTICLE

  • 慢性腎臓病の遺伝学
    Genetics of Chronic Kidney Disease

    慢性腎臓病の遺伝学

    この総説では，成人における遺伝性慢性腎臓病（CKD）の診断と管理について，進行性 CKD の原因となる，あるいはそのリスクを高める単一遺伝子変異に焦点を当てて論じる．

Videos, Images, and Multimedia

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 外陰部帯状疱疹
    Genital Herpes Zoster

    関節リウマチを有する 70 歳の男性が，陰茎および陰囊の右側と，右大腿内側に痛みを伴う紅色皮疹が出現し，排尿困難が 1 日続いたため受診した．

SCIENCE BEHIND THE STUDY

  • ブレインコンピュータインターフェースを介したコミュニケーション
    Communicating through Brain–Computer Interfaces

    ブレインコンピュータ インターフェースを介したコミュニケーション

    この論説では，ブレインコンピュータインターフェースを介してコミュニケーションをとることができた症例の報告の背景にある科学について説明している．

NEJM QUICK TAKE

  • 術後補助療法としてのオシメルチニブと進行 EGFR 変異陽性 NSCLC
    Adjuvant Osimertinib and Advanced EGFR-Mutated NSCLC

    切除不能 III 期 EGFR 変異陽性非小細胞肺癌（NSCLC）患者には，利用可能な標的治療薬がない．オシメルチニブによる術後補助療法に関する新しい研究知見が，短い動画にまとめられている．

ORIGINAL ARTICLE AUDIO

  • ALS 患者における神経補綴装置を使用した場合と使用しない場合の発話
    Speech with and without a Neuroprosthesis in a Person with ALS

    ALS 患者における神経補綴装置を使用した場合と使用しない場合の発話

    筋萎縮性側索硬化症（ALS）による構音障害を有する男性が発話を意図する．その文章を神経補綴装置が解読し，テキスト読み上げソフトウェアが読み上げる．

ORIGINAL ARTICLE VIDEO

  • 高精度・高速較正の神経補綴装置

    筋萎縮性側索硬化症（ALS）による構音障害を有する男性が，発話のための皮質内神経補綴装置を使用する様子を動画で示す．この装置は 97%を超える精度で男性の発話を解読し，男性の自然な声で読み上げた．

PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW

  • 医師の専門性を再検討する
    Reexamining Physician Expertise

    医師の専門性を再検討する

    Barron Lerner が，医師の専門性における課題と，医療従事者の信頼回復について論じている．

TOPICS

  • 気候変動
    Climate Change

    増え続ける論文，その他資料のコレクションが，医師やその他医療従事者を支援する目的で NEJM.org/climate-change にまとめられています．