The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE

日本国内版

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  • This Week at NEJM.org

    NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.

July 5, 2012
Vol. 367 No. 1

ORIGINAL ARTICLES

  • 再生不良性貧血に対するトロンボポエチン作用薬
    Thrombopoietin Agonist in Aplastic Anemia

    第 2 相試験により,難治性再生不良性貧血患者 25 例のうち,44%で経口トロンボポエチン作用薬エルトロンボパグが奏効した.

  • 新たな糸球体濾過量推定式
    A New Equation for Estimating GFR

    この研究では,クレアチニンとシスタチン C の両方を用いる糸球体濾過量(GFR)推定式が示されている.この推定式は,いずれかのマーカーを単独で用いる推定式よりも優れており,慢性腎臓病の確認に有用である可能性がある.

  • 術後せん妄発症後の認知機能の経過
    Cognitive Trajectories after Postoperative Delirium

    心臓手術が予定されている高齢患者を対象とした前向き研究で,46%が術後にせん妄を発症した.せん妄を発症した患者は認知機能の低下がより大きく,術後 6 ヵ月で術前のレベルに戻ったのは 60%のみであったが,せん妄を発症しなかった患者では 76%であった.

  • 65 歳以上の人におけるビタミン D と骨折
    Vitamin D and Fractures in Persons 65 Years or Older

    経口ビタミン D 補給に関する試験データのプール解析で,65 歳以上の人における大腿骨近位部骨折と非椎体骨折の発生率を検討した.データからは,高用量のビタミン D が大腿骨近位部骨折と非椎体骨折の予防に役立つ可能性があることが示唆された.

CLINICAL THERAPEUTICS

  • 腎結石の衝撃波結石破砕術
    Shock-Wave Lithotripsy for Renal Calculi

    42 歳の男性が,直径 12 mm の症候性の腎結石で受診した.体外衝撃波結石破砕術による治療が推奨されている.結石破砕術では,体内を伝わる流体衝撃波を発生させて腎結石を破砕する.

CLINICAL PROBLEM-SOLVING

  • 失って
    At a Loss

    31 歳の女性が,1 週間飲食をすることができず入院した.8 ヵ月間,悪心,嘔吐,腹部不快感と,嘔吐を伴う痙攣性の心窩部痛のエピソード,間欠的な悪寒と発汗がみられたという.

SOUNDING BOARD

  • 陰性の乳癌切除断端
    Negative Breast Cancer Surgical Margins

    著者らは,乳癌の腫瘍断端の大きさに関するデータを再検討し,切除断端陰性による判断で十分と結論している.局所再発は,切除断端よりも,腫瘍の生物学的特徴と治療法に影響を受ける.

IMAGES IN CLINICAL MEDICINE

  • 動的胸郭外気道閉塞
    Dynamic Extrathoracic Airway Obstruction

    動的胸郭外気道閉塞

    小児期に外傷性喉頭骨折の既往がある 53 歳の女性が,過度の日中傾眠の評価のために紹介されてきた.診察で,吸気性喘鳴が認められた.

PERSPECTIVE INTERACTIVE GRAPHIC

  • 1910~2010 年における米国の死因トップ 10
    Top 10 Causes of Death in the United States, 1910-2010

    1910~2010 年における米国の死因トップ 10

    米国疾病対策予防センター(CDC)の,過去 100 年間の死因トップ 10 に関するデータを吟味してください.

PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW

  • バイオマーカーの特許を取る
    Patenting Biomarkers

    バイオマーカーの特許を取る

    Aaron Kesselheim 博士が,診断検査の特許に関して最近下された最高裁の判断について論じている.

200TH ANNIVERSARY INTERACTIVE GRAPHIC

  • 本誌における神経内科学と精神医学
    Neurology and Psychiatry in the Journal

    本誌における神経内科学と精神医学

    この双方向性の図は,過去 200 年間に本誌で発表された,神経内科学と精神医学の重要論文選集にリンクしている.

ANNIVERSARY

  • 神経内科学,精神医学,本誌 ― 200 年目を迎えて
    Neurology, Psychiatry, and the Journal at 200 Years

    神経内科学,精神医学,本誌 ― 200 年目を迎えて

    この双方向性の特集記事では,本誌で発表された神経内科疾患と精神疾患に関する多数の報告と,それらがこの領域に与えた影響について取り上げる.

  • 向上する
    Getting Better

    向上する

    ドキュメンタリービデオで,NEJM の長い歴史のあいだに起きた,医学の進歩に関する注目すべき 3 つの出来事を検討する.それは研究,臨床診療,患者ケアと,医療が過去 200 年間にいかに向上し続けたかについての報告である.